国策会社として発足した日本通運を調査

国策会社として発足した日本通運を調査

日本通運ってどんな会社?

日本から世界、世界から日本へ

1937年10月1日「日本通運株式会社法」に基づく、国策会社として発足しました。
日本通運の強みは、『陸、海、空』すべてのモビリティを自由に組み合わせ、最適な物流を構築できることです。トラック輸送、鉄道輸送、航空輸送、海上輸送、あらゆる輸送を組み合わせ、最適なロジスティックを提供します。1000路線以上のグローバルネットワークを駆使し、「日本から世界、世界から日本へ」と一貫した輸送を実現させます。

国内No.1の倉庫面積とネットワーク

物流には欠かせない倉庫保管。日本通運は国内No.1の倉庫面積とネットワークを保有し、数多くの企業の原材料や、製品の在庫拠点、供給拠点として、日本から世界へと結ぶ、ターミナルとしての機能も果たしています。
倉庫内は、最新鋭の設備が充実し、自社一貫オペレーションで、ハイスピード&ハイクオリティなサービスを実現しています。

環境保護を考えたサービスを展開

本業である輸送事業以外にも、環境保護にも力を入れており、従来の輸送モードの転換や輸送効率化、資材リユースによるCO2削減を目的としたサービスを展開し、リサイクルや産業廃棄物処理など、多種多様な「グリーンロジスティクスサービス」をご提供しています。

世界大戦、幾度も襲われた自然災害、日本経済の復興と発展を一にして事業の拡大・発展につとめる一方で、自然環境の保護など、社会貢献にも積極的に参画し、社会の発展に尽力してまいりました。現在では、有数なグローバル企業として、社会インフラとして、なくてはならない企業へまで登りつめました。

代表の齋藤充社長について調べた

齋藤充社長のプロフィール

氏名:齋藤 充(さいとう みつる)
生年月日:1954年9月22日生まれ
出身地:山口県
最終学歴:1978年3月 慶應義塾大学経済学部卒業

職歴

  • 1978年4月:日本通運入社
  • 2002年10月:経理部連結専任部長
  • 2004年11月:米国日本通運財務部長
  • 2007年4月:経理部長
  • 2007年10月:財務部長
  • 2009年5月:執行役員 東北ブロック地域総括兼仙台支店長
  • 2012年5月:常務執行役員
  • 2012年6月:取締役常務執行役員
  • 2014年5月:代表取締役副社長 副社長執行役員
  • 2017年5月:代表取締役社長 社長執行役員 

国内事業再建に力を入れる!

2009年から東北ブロック担当の執行役員として仙台に赴任し、その年に東日本大震災に遭遇します。その際、震災復興の最前線での手腕、水際立った対応で社内外の評価を一気に高め、頭角を表します。元号が令和に変わった現在でも、東北の物流業界において、齋藤をリスペクトする人が多いです。その後、震災後の東北復興に貢献した功績を掲げて、管理部門担当の常務として本社に復帰し、それまでの主力サービス「ペリカン便」撤退後、低迷していた国内事業再建に力を注ぎました。

国際派な一面も!

国内での事業に尽力する一方で、ナイジェリアや米国での駐在が12年に及ぶなど国際派の一面も兼ね備えています。代表に就任して以来、齋藤氏はグローバル戦略を加速し、グローバルで活躍する、現在の日通を築きました。